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中国人の大半は尖閣騒動の黒幕は米国だと見抜いている

 パネッタ国防長官が昨日来日しました。えらくタイミングのよい登場で、日中関係が極度の緊張状態にある今なら、欠陥離着陸機オスプレイを四の五の言わせずに配備・運用できると踏んだのでしょう。マスコミの前で本当に嬉しそうな笑みを浮かべていました。

 時事ドットコムは、昨日付でこう報じています。(http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012091700091)

   尖閣、平和的解決望む=「いずれかの肩持たず」-米国防長官

 米国のパネッタ国防長官は17日、外務、防衛両省を相次いで訪ね、玄葉光一郎外相、森本敏防衛相と個別に会談した。パネッタ長官はこの後、防衛相とともに共同記者会見に臨み、沖縄県・尖閣諸島をめぐって緊張する日中関係について「主権に関する紛争は、いずれの国の肩も持たない」と強調。その上で「平和裏の解決を望んでいる」と述べ、事態の沈静化へ日中双方に冷静な対応を求めた。

 パネッタ長官は、米国の対日防衛義務を定めた日米安全保障条約第5条を尖閣諸島に適用するかに関しては「条約の義務を遂行する立場は変わってない」と語り、尖閣も対象との米国の立場を改めて示した。

 玄葉外相との会談では、外相が日中関係について「大局的観点から冷静に対処していく」と表明し、両氏は「日中関係が大きく損なわれないよう協力する」ことで一致した。外相は、竹島の領有権問題で対立する日韓関係にも触れ、「難しい問題はあるが、冷静に対処していく」と述べた。
 
 一方、森本、パネッタ両氏による日米防衛相会談では、北朝鮮などの弾道ミサイルに対処するため、国内2カ所目となる米軍の早期警戒レーダー(Xバンドレーダー)配備に向けて調整を続けることで一致した。

 同レーダーは中国のミサイルもにらみ、沖縄県以外の南方の島への配備が検討されている。パネッタ長官は共同会見で「弾道ミサイルの脅威から同盟国を守る意図があることを、中国にも伝える」と述べた。パネッタ長官は今回、日本、中国、ニュージーランドの順に訪問する予定。
 

 パネッタ長官は、尖閣問題について「平和裏の解決を望んでいる」と述べていますが、「よく言うよ」という感じです。立場を曖昧にしてゴタゴタが起きるように仕向けたのは、他ならぬ米国です。日本国民は何も知らないと思って、完全に舐めているのです。

 面白いことに、中国人の大半はこのことを知っています。人民日報系の「環球時報」のアンケートによると、紛争の背景に米国がいて、黒幕の米国に責任があると思っている人が6割以上もいるそうです。

 分かっているじゃないですか! それなら日系企業や日本大使館を標的にせず、米国大使館や米系企業を対象にデモを行うべきです。そうならないのは、中国政府が何も知らない残り4割の国民を動員して反日デモを行わせているからです。

 過激な行動に走っている連中は、毛沢東が残虐な支配者であったことなど知りませんし、日本が尖閣諸島を実効支配していることも知りません。ただ生活苦ゆえに鬱憤晴らしをしているのです。訳も分からず言われた通りに毛沢東の肖像を掲げ、日系企業の施設や店を破壊しているのです。

 中国政府は、反日運動の形で失政のツケを日本に回し、「今回の騒動の責任は日本にある」などと言い掛かりをつけています。騒動の発端が、前原や石原の言動にあることは違いありませんが、どさくさ紛れにここまでやるのは行き過ぎで、悪質です。

 パネッタ長官は、尖閣が安保条約の適用対象になると述べていますが、「いずれの国の肩も持たない」と強調していますから、昨日指摘した通り、米国は軍事行動は採らないと宣言しているのと同じです。これで中国は、安心して尖閣を獲りに行くことができます。

 玄葉「顔だけ」大臣は、「大局的観点から冷静に対処していく」と述べていますが、これは何もしないという意味です。竹島に関しても同様です。外務官僚に丸投げの状態で、こんなことでよいのなら、誰でも大臣が務まります。

 中国の漁船が1000隻、尖閣に向かっているそうですが、今のところ漁業監視船しか確認されていません。「白髪三千丈」式のホラかも知れませんが、本当に大船団を組んでやってくるのなら、さながら元寇のようで、そうなったら簡単に上陸されてしまうでしょう。我国の数少ない巡視船では、とても手が回りません。

 民主党代表選は、野田の圧勝で終わると予想されていますが、こんな体たらくだから中国に舐められるのです。問責決議案が成立して国会すら開くことができず、70人以上もの離党者を出しているにも拘らず、再選されて続投ということになったら、世界中に恥を晒すことになります。普通なら、責任を取ってさっさと辞めているはずです。

 野田には「慚愧(自分の言動を恥じること)の念」というものがありません。山東省のパナソニックの工場が焼き討ちに遭いましたが、松下幸之助は中国経済に多大な貢献をして歴代指導者から感謝されており、これは非常に衝撃的な出来事です。(胡錦濤も来日した折に、大阪の松下電器本社を表敬訪問しています)

 野田は幸之助が始めた松下政経塾の1期生ですが、この不始末をどう感じているのでしょうか? 不肖の弟子であり、こうした厚顔無恥な人間が総理の座に居座り続けたら、我国の崩落は避けられません。

 パネッタ長官は、訪中の日程を1日延長し、19日に習近平・国家副主席と会談するそうですが、何を話し合うのでしょうか? 本格的な日中戦争の打ち合わせでしょうか? 幽閉されていたらしい習近平がどんな対応をするのか、注目されます。
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Author:陽光堂主人
十代から本を乱読して得た雑多な知識と実務家としての経験とを併せて、新刊書を話のネタに世の中の真実を追究します。主なジャンルは、政治経済・歴史・精神世界です。「陽光堂主人」は、某月刊誌で使っていたペンネームです。

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